銀行印って一度決めてしまうと、後はそれほど頻繁には使わないので気にしていないですよね。
で、たまに必要になって「あれ?銀行印ってこの印鑑だっけ?あっちのだっけ?」と迷ってしまうことありませんか?
50年以上も人生を長くやっていると、ハンコをいくつか持ってしまいますからね。カンレキのおひとりさまの私にもいつの間にかハンコの数が増えてます。銀行で口座を作ったときは「このハンコが銀行印!」と自覚したつもりでも、いつのまにか「??」…記憶が怪しくなってました。
銀行印が必要なケースって生活上ちょこちょこあります。
もし銀行印がどの印鑑なのか分からなくなったときに確認する方法を調べました。
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銀行印が必要なときって
ふだんは銀行印がなくても問題になるようなことはめったにありません。
認印でほとんど用が足ります。
でも、銀行印が必要なケースが意外とちょこちょこあります。
口座振替払やクレジットカード払いを申し込むときなどに必要です。
最近、わが家では、こんな時に必要になりました。
・母の介護ベッドのリース料を口座振替払にする申込書に使いました。
・母のデイサービスの運営事業所が変更になり、利用料の引き去りのための口座振替依頼書を再提出することになリました。
・自分が短期のアルバイトをする際に、給与振込先の銀行口座を指定するとき押印しました。
銀行印が必要になることって案外多いですね。
他にも銀行印が必要になるときっていろいろ考えられます。
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公共料金などの引落の新規申し込みや、
既に手続き済の事柄の登録情報(住所等)の変更にも必要になります。
引越しとかした時には公共料金を始め、いろんな物の引き去りの申し込みなどに必要になります。
もしも、銀行印とは違う印を押してしまうと、その書類は差し戻されてしまって書き直しになり、引き落としの期日に間に合わなくなったりしてしまいます。
銀行印の確認は銀行の窓口でできるの?
昔は、通帳の中に銀行印の陰影が貼付されていたりしたので、通帳を開けば銀行印の確認はすぐできました。手元の印鑑を押印してみてその印影が一致すれば解決でした。
でも、今の時代では、安全のために通帳に銀行印の印影はありません。
銀行印の確認をしたい時は、口座を開設した銀行の窓口でできます。
銀行窓口で銀行印を確認する手順
1.「これかな?」と思われる印鑑を全て用意しましょう。
2.通帳とそれらの印鑑を持参して、銀行の窓口で「届出印がわからなくなったので確認していただきたい」旨を伝えます。
3.本人確認を求められますので、証明できるもの(運転免許証やパスポートなど)を提示しましょう。
4.持参した印鑑を渡して、届出印の印影と照合してもらいます。
これだけで完了です。カンタンですよ♪
電話や郵送での確認はしてくれませんね。
窓口へ出向く手間は必要です。
他の支店でも確認できるの?
銀行登録印の確認は、口座開設した銀行支店の窓口で照会するのがいちばん固いです。
でも、引越し先や勤務先近辺で確認しなくてはならなくなることもありえます。口座開設した支店ではない別の支店や本店でも登録印の確認をしてもらえるのか不安になりますね。
でも、大丈夫です。本店や支店でデータを共有しているので、どこの支店でも印影の確認ができるんですね。
手持ちの印の中に銀行印があり、身分証明書を提示できれば大丈夫だそうです。
もしも銀行印がない場合は?
銀行印がない時は、その旨をまずは銀行へ連絡するのがいいですよ。
もし、落としたり、盗難の場合は不正に使用されるかもしれないですからね。
銀行はすぐに不正使用されないように手続きをしてくれます。
その後、銀行へ早めに行って「改印」の手続きを済ますようにしましょう。
改印の手続きには次の2点が必要です。
・新しく登録する印鑑
・本人確認書類(写真つきのもの)
これらを持参して窓口に行くとその場で改印の処理をしてくれます。
銀行登録印の確認は本人が行いましょう
本人以外が銀行登録印を確認することはできるのでしょうか?
時間がなくて代理の人に行ってもらいたい…とか、子どもの口座の銀行印を確認する…などのケースが考えられます。
でも、やはり、本人が確認することが大前提ですね。
何とか時間を作って(子どもの場合は子どもを連れて)窓口に行きましょう。
まとめ
銀行に登録した印鑑がどれなのか?分からなくなってしまうことがありますね。口座開設した銀行の窓口へ「これかな?」と思う印を全て持参して「本人が」出向きましょう。調べてもらえますよ。
今後は銀行印に決める印鑑は区別が付きやすくなるようにちょっと特別感のあるモノにするのもいいですね。平凡な丸型や楕円形ではなく、四角型の印や、フルネームの印鑑などにするのもおすすめです。