どこからともなく香るキンモクセイ(金木犀)に「どこ?」とふと探しちゃいます。そして「ああ、キンモクセイの季節かぁ」と秋を実感します。
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キンモクセイの花の香りの時期は短いですよね。ちょっと雨が降れば散っちゃうし。だからよけいにキンモクセイが愛おしく思えたり…。
でも、キンモクセイの香りが好きな人と嫌いな人と分かれるようですね。
自分は「あ♪キンモクセイ?」と最初に気づく時は嬉しくなります。でも、そのうち、あっちの家でも、こちらの道路を歩いていても香ってくる、となると少々変わります。「ちょっと鬱陶しい香り?」「この香り、強すぎじゃない?」などと思ってしまいます。
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目次
キンモクセイの香りが嫌いな世代がある?
キンモクセイの香りが嫌いな人の多くは「トイレの芳香剤の匂いみたい」という印象が強いようですね。
世代によるのかもしれませんが、60代以上にキンモクセイの香りが嫌い率が多く、若い世代には割と好きな人が多いように思います。
確かに、ふた昔前くらいのトイレの芳香剤にはキンモクセイの香りのものが多かったですね。
それに、キンモクセイの樹木の香りが強いから、という理由で家の敷地の中でも、トイレの裏側に植えられていることが多かったように思います。
水洗ではないトイレを知っている世代は、キンモクセイの香りを嫌う率が高いかもしれませんね。
また、キンモクセイは寒さに弱いため、北海道などでは育ちにくいです。
キンモクセイを見かけることも、秋の風物詩の匂いも知らない北海道のある年齢以上の方には「キンモクセイの香り=トイレの芳香剤」になってしまう、と聞いたこともあります。
キンモクセイの香りが苦手な人もいます
好き嫌い、というより「香りが強すぎて苦手」という人もいます。確かに香りが強いですよね。もう少しほのかに香り立つのが好きだなぁ、と思います。「頼んでいないのに勝手に香りが侵入してくる」みたいに思う人もあるようです。時には強すぎる香りで頭痛が引き起こされる人もあるようです。
キンモクセイの香りが苦手になるには理由があるんです
キンモクセイの香りが苦手な人が少なくないです。
それには理由があるようです。
多くの花の香りは 虫たちを引き寄せるための香りです。でも、キンモクセイの香りは一部の虫たちを追い払う(忌避行動)香りとなっているらしいのです。
だから、ヒトに対してもその作用があるのかもしれないのです。
そのために、好きな人嫌いな人(苦手な人)に分かれるし、好きな人も香りをつけすぎると具合が悪くなることもあるようです。要注意ですね。
キンモクセイの香りを減らすってできるの?
キンモクセイの花は、その年に伸びた枝に新芽ができます。ですから、6月~7月に剪定をすればかなり花芽を減らすことができます。
キンモクセイの香水ってどうなの?
キンモクセイのあの香りの香水はなかなか作れないそうです。
キンモクセイから香料の採取はできても、それは花とは全く違う香りなので、あの、キンモクセイの花の香りのリアルな再現はとても難しいことなのだそうですよ。