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紫外線は肌だけでなく、目にも大きなダメージを与えます。紫外線を多く浴びると白内障や老眼が早まるかも?目の紫外線対策、してますか?



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紫外線を浴びすぎた目に生じる障害とは

紫外線を多く浴びると肌だけでなく、目にも困ったことが起こります。

急性症状は
「結膜充血」「紫外線角膜炎」など。

慢性症状には
「瞼裂斑」「翼状片」「白内障」「加齢黄斑変性」など。

 

紫外線角膜炎

いわゆる雪目です。紫外線で角膜が傷ついて発症します。海水浴やスキーに行った時など、夜になって目が痛くなったり、充血したり、涙が止まらなくなったりします。

 

翼状片

結膜(白目)の血管が異常に増殖し、角膜(黒目)に翼の形に侵入していきます。海の側に住む人や屋外で仕事をする人などに多いです。

 

白内障

水晶体が濁って視力が落ちます。波長の長い紫外線が水晶体で吸収され、慢性的にダメージを与えています。

 

加齢黄斑変性

網膜の中心部にあり、見る働きに重要な黄斑が紫外線で傷つくことが大きな原因の一つといわれます。視野が欠けたり、線がゆがんで見えたり、視野が暗くなったりします。

 

紫外線は目に見えないのですが、気づかないうちに目を傷つけているのです。

 

 

目の紫外線対策、濃い色のサングラスは逆効果である場合も

 

目の紫外線対策ってどうすればいいの?

 

「目表面に近いところで眼部をカバーできるアイテム」を使いましょ。



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サングラスや紫外線カットレンズのメガネを使うと、目への影響を90%減らせるそうです。ただし、顔面の形状にあったものを正しく使用することがとてもたいせつです。

レンズサイズが小さい眼鏡や顔の骨格に合わないメガネは、正面以外からの紫外線に対して防止効果が期待できません。顔にフィットしたある程度の大きさのめがねを選びましょう。

色の濃いサングラスは、目に入る光の量が少なくなるため、瞳孔がふだんより大きく開きます。そのとき、もしも紫外線カットが不十分なレンズではかえってたくさんの紫外線が目の中へ侵入してしまいます。ここ、要注意ですね。

サングラスもメガネも、レンズに紫外線吸収剤が入っているものを選びましょう。紫外線透過率の表示があり、数値の低いものを選びましょう。

2枚のレンズの間に偏光フィルターを挟んだ偏光レンズなら、光の反射や屈折・散乱を抑え、より反射光による眩しさが防げます。

 

さらに、目の前に陰を作ることのできるつばの広い帽子を併用すると効果的です。

 

 

紫外線の浴びすぎを防ぐには

レジャーやスポーツの際には紫外線対策をしっかりする人、多いですよね。でも、むしろ、日常の通勤や通学、家事などで、油断して意外に多くの紫外線を浴びてることが多いんですよ。毎日の生活で紫外線を浴び続けた蓄積が目の病気につながってしまうんです。

 

目に限らず、日ごろから心がける紫外線対策として、次のことも心がけましょう。

 

紫外線の強い時間帯を避ける

朝10時から夕方4時頃までは一日のうちでも紫外線が強い時間帯です。

参考→地域別・時間帯別のUVインデックスは…

 

日陰を利用する

ただし、身体にあたる紫外線には、太陽からの直接のものだけでなく、空気中で散乱したものや、地面や建物から反射したものもあります。直射日光のあたらない日陰であっても、紫外線を浴びているんですよ。お忘れなく。

散乱光や反射光についてはこちらをどうぞ→ 紫外線量を増減させる要因7つとは? 

 

日傘を使う、帽子をかぶる

特に幅の広いつばのある帽子は、陽射しの強いときの外出時の紫外線防止に効果的です。「麦わら帽子」っていいんですよね。でも、日傘や帽子も、太陽からの直接の紫外線は防げますが、大気中に散乱している紫外線までは防ぐことができません。

 

衣服で覆う

袖が長く、襟付きのシャツのように、身体を覆う部分の多い衣服の方が、首や腕、肩を紫外線から守ってくれます。皮膚に到達する紫外線を減らすための衣服としては「しっかりした織目・網目を持つ生地」を選びましょう。衣服の色よりも生地を重要視します。

 

日焼け止めを上手に使う

顔など衣類で覆うことができないところには、日焼け止めを使いましょう。正しい量を使わないと効果が不十分になります。知らず知らずのうちに塗った箇所をこすったり、汗をかいたりして落ちていることが多いので、2~3時間ごとに塗り直しましょう。

 

 

まとめ

紫外線は、肌だけでなく、目にも影響を及ぼします。若い頃から浴び続けてきた紫外線の蓄積が、後々、老化現象である白内障や老眼を加速させるだなんて…なんだか悲しいです。もっと若い頃にそれを知っていたかったです。

紫外線は通勤や通学、家事などのとき、毎日降りそそいでいます。これ以上浴びすぎないためにも、紫外線対策を今一度徹底したいと思います。

 

 


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