おひとりさま、それも全くの身寄りがないおひとりさまは、自分のお葬式をどうしたらいいのでしょう?ひとりだから早め早めに終活を…と思っても、はたと気づくのが「誰が自分のお葬式をあげてくれるの?」
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身寄りのないおひとりさまにも、没後の不安なく、準備を整えられるしくみができたようです。
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おひとりさまの不安。自分の葬儀は誰が出してくれるの?
ひとりぐらしで全く身寄りのない人が終活を進めていく際、身辺整理は一つひとつ進められることでしょう。でも、最後の自分の葬儀や自分の納骨はどうしたものか…誰が自分の葬式を出してくれるのか??ここで思考停止になってしまいそうです。
でも、生前に予約しておけば、喪主を代行してくれて、葬儀をしてくれるサービスがあるんです。
喪主代行サービスとは?
ちょっと前から話題になっている「お坊さん便」で知られる「みんれび」が、身寄りがないおひとりさまに向けて始めたサービス「喪主代行サービス」。
身寄りのない人のお葬式の喪主の役割を、法律の専門家が代行してくれるサービスです。
喪主代行サービスが代行してくれるのは
「喪主代行サービス」が、代行するのは次の3点。
・遺体の引き取り
・火葬の立ち会い
・収骨/納骨
「喪主代行サービス」を利用するには、自分で生前に予約しておく必要があります。
「喪主代行サービス」っていくらくらい?
「喪主代行サービス」は「火葬」と「供養」との3つをセットで予約します。
・火葬式無宗教プラン 128,000円
・喪主代行サービス 98,000円
・供養 永代供養墓は30,000円、海洋散骨は44,800円
3サービスの合計は 256,000円 または 270,800円です。
ただし、東京都や神奈川県等の首都圏一部のエリアでは、公営の火葬場がないので、「民間火葬場利用」として60,000円が必要です。
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予約手続きを済まし、この金額を払い込んでおくと、死亡後、遺体を引き取って、火葬、その後、永代供養または海洋散骨までやってくれます。
およそ30万円弱のお金を事前に払い込んで予約しておけば、全く身寄りがないおひとりさまでも安心してあの世へ旅立てる、ということですね。
お経や戒名をオプションで付けられる
「喪主代行サービス」とセットになっている「火葬無宗教プラン」は、ほぼ「直葬」に近いかたちです。ですから、お経をあげることがないプランです。でも、「やっぱお経はほしいかも」という場合はオプションで付けられます。
「戒名」も生前戒名を付けてもらうこともできます。戒名は本来は亡くなった後に菩提寺にお願いして付けてもらうのが一般的です。でも、生前にもらうこともできます。自分で納得いく戒名を受けられるし、自分で付けることもできます。
費用を事前に払っちゃって大丈夫?
自分が元気なうちに生前予約で自分の葬儀や供養のための費用を払い込んでおけば、いざとなって慌てなくてすむので安心。
ですが、もしも万が一、みんれびさんが倒産したりしたら、その費用が水の泡になるの?という心配も残ります。
でも、生前予約で払い込んだ費用は、全額保証しているそうです。
もしもみんれびさんが倒産しちゃっても費用は戻ります。りそな銀行で全額保全されているので払い込んだ費用は全額返済されるしくみになっているそうです。だったら安心ですね。
人生100年時代はエンディングも変わる
平均寿命が男性80.75歳、女性は86.99歳と上がり続け「人生100年時代」と言われる時代になっています。
お葬式や供養についても50年前とは変わっていく必要があります。
昔からのしきたりや慣習では合わない部分も多くなってきています。
でも、現実は、葬儀会社の提案に乗っておけば大丈夫だろう、となってしまっている人も多いと思います。費用やサービスの内容について「ここまで必要かな?」とか感じても「故人のために」と言われるとミニマムにできない場面も多いです。
これまでは葬儀は遺された人が故人のために葬儀を執り行ってきました。
でも、人生100年時代は、自身のエンディングを主体的に選択する時代になっています。自分で自分の葬儀を決める時代になってきています。自分の葬儀についてを自分が決めておけば、遺された人が無理をして葬儀を執り行うこともないでしょう。
おひとりさまでもおひとりさまでなくても、自分の意思で、自分の葬儀をシンプルにしていいんじゃないでしょうか。
まとめ
生前予約を受け入れてくれる葬儀社は増えています。でも、「喪主代行サービス」があり、遺体の引き取りからお骨の行方までをトータルでめんどうを見てくれるところはなかなかないですね。
・家族に迷惑をかけたくない
・自分で葬儀費用を払いたい
・お葬式をしてくれる身寄りがいない
こんな思いがある人は多いと思います。
自分の最後を自分で決めて、永代供養まで一連で生前予約ができるサービスがもっとポピュラーになってもいいのにな、と思います。
「喪主代行サービス」の詳細はこちらをどうぞ
→→元気なうちにお葬式を予約しておける安心のしくみ”よりそう”