こんにちは!はっぴぃです。緑茶はもともと好きだけど、最近の私のマイブームは「水出しの深蒸し茶」。ガラスポットにお水と茶葉を入れて1時間足らずでできます。甘くて冷たくて爽やか♪普通のお茶でもできるけど、やっぱり深蒸し茶が美味しいです。深蒸し茶って普通のとどこが違うの?どうして冷水で美味しいの?…調べてみました。
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目次
水出しのお茶は夏っぽくていい♪
たぶん普通のお茶でも水出しでできると思います。でも、自分は「深蒸し」のお茶を好んで使ってます。風味が「濃い」ように感じるんです。温かく飲むときも「深蒸し」が好きですけど、冷たく飲むときは「深蒸し」がやっぱりいいみたいです。
わが家の水出しのお茶の作り方
①茶こし付きのガラスポットに茶葉をたっぷりめに入れます。
②お水をポットいっぱいに注ぎます。
③冷蔵庫へ入れて30分~1時間おきます。
できあがりです!
わが家はアクラクララを使っているので②のお水はアクアクララの冷水を注ぎます。だから、真夏でなければポットは冷蔵庫に入れずに、テーブルの上に30分~1時間おいたまま、のこともあります。
30分~1時間経って「きれいな色♪美味しそう♪」になったら、ポットから茶こしごと茶殻を出してしまいます。ポットだけで保管して、飲みたくなったらグラスに欲しいだけ注いで飲みます。
茶葉を水に浸けたまま長時間おくと、苦味が強くなったり、色も黄色くなってしまいます。ときどき、何かの用事で忘れてしまって苦味の効いた冷茶をいただくこともあります。でも、それはそれでパンチがあっていい、と感じるときもありますけど。
どうしてお水でお茶が美味しいのでしょう?
お茶は、「お湯で茶葉からの成分を出させて美味しく飲む」のが基本でしょう。そのお湯の温度の高低によって味が変わります。ですから、茶葉の種類によってお湯の温度を加減したりするテクニックが美味しいお茶を淹れるコツのひとつ、なのでしょう。
でも、お水でも美味しくなるのにはびっくりしました。
自分が「水出し」が気になったきっかけは数年前のローカルニュースでした。静岡県掛川市の小学生たちが水筒に入れてガブガブ飲んでる、って映像を見たことです。
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子どもってお茶をあまり好まないんじゃないかと思っていたんです。お茶よりお水、かと思っていましたが、たくさんの子どもたちが、元気にニコニコ笑顔で「美味しい~!」と。子どもたちが嬉しそうにガブガブ飲むお茶は美味しいんだろうなぁって思いました。「水出し」を試さなくちゃ!と思いました。
水出しのお茶が甘いワケ
お茶の味を決めるのは主に3つの成分です。
カテキン類・アミノ酸類・カフェイン
この3つは温度によって溶け出し方が変わります。
溶け出し始める時間や、最大に溶け出る温度がそれぞれ違うんですね。
渋味・苦味担当のカテキンは、温度が高い方がたくさん出ます。逆に温度が低ければあまり出ないです。
アミノ酸類は、甘味・うま味担当。温度の高低にあまり関係なく溶け出します。低めの温度でも溶け出します。
ですから、水出しで出せば苦味のない甘いお茶が作れる、ということなんですね。ホント、水出しのお茶って甘いですもんね。
「深蒸し」って普通のとどう違うの?
気になるのが「深蒸し」って普通のお茶とどこが違うのか?という点です。
自分が住む地域はまあまあな「お茶処」に近い地域だと思います。地元にもお茶屋さんがいくつかあります。ですから、子どもの頃からお茶、緑茶には親しんでいます。さらに父親がなかなかのお茶好きで、車で2時間くらいかけて隣の市のお茶屋さんまで茶葉を買いに行っていました。
ですから私もお茶が好きになっていました。特に、深いグリーンの味の濃いお茶が好きですね。
緑茶でも、爽やかな色のグリーンだったり、味よりも香りのお茶だったりもありますが、そういうのでは物足らなさを感じてしまいます。
口に含んだときにずしっとくる濃~い深い味のお茶が大好きになっていました。
このお茶は近くのショッピングセンター内のお茶屋さんの店頭で「今週の目玉商品」でおいてあったお茶です。お値段がバーゲン価格になっていたので味がちょっと心配だったのですが、「深蒸し」とあるので買ってしまいました。
でも、そんな心配は不要でした。「やっぱ深蒸しは美味しいな」と思っています。そのパッケージにも「深蒸し茶は…」と説明が書いてあります。
『「深蒸し茶」は普通煎茶よりも茶葉を特別深く蒸したお茶で見た目は粉が多いのですが、その為茶の成分が滲出しやすく粉状の中から引き出されたコクと甘味の有るお茶です。』
うん、そのとおりでした。
「深蒸し茶」についてもう少し調べてみました。
深蒸し煎茶とは…
「生葉を蒸す時間を、普通蒸し煎茶の2~3倍長い60~120秒間としたもので、以後の工程は普通煎茶と同じです。
一般に、平地や台地のお茶は日照時間が長いために、苦味や渋味が強いのが欠点でした。これを改善するために、1960年代に静岡県で開発された煎茶で、長く蒸すことで苦渋味が抑えられ、甘味のあるまろやかで濃厚な味わいのお茶が作られました。
ただ、長く蒸すことで、新鮮な香りが弱くなること、製造している間に葉が細かくなりやすいため、粉が多くて急須に詰まる、などの欠点もありました。
しかし、濃い色のお茶の液が健康イメージにマッチしたこと、都会の水道水でもおいしく飲めるお茶であったことから、関東地方を中心に飲まれています」
by「こどもお茶小辞典」
まとめ
「お茶する?」という時、緑茶でなくてもコーヒーでも紅茶でも「お茶する?」って言いますね…「お茶」とは、休憩するときの飲み物全般を意味してるってことですね。
コーヒーがとても気になる年頃もありましたが、近頃はまた「緑茶」がお気に入りです。特に夏が近づくと「水出し煎茶」が嬉しくなります。緑茶はビタミンCの補給もできますしおすすめです。
いつも身近にあるお茶のこと、も少し知りたくなりました。またちょこちょこお茶の豆知識をお届けしますね。